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診療科・部門案内

放射線科

CT

2015年12月当院はSOMATOM Definition Edgeを導入しました。

新開発のStellar Detector、撮影スピードの向上をはじめとする数多くの新技術を搭載することで”被ばく低減”と”画質向上”が大幅にアップ。様々な領域に対して新たな基準を打ち立ててゆくSIEMENS社での最上位機種のシングル管球CTです。

 

特徴

Stellar Detector のTrueSignal Technologyにより、電気ノイズの大幅な低減が可能となり、ハードウェアレベルから画像のシグナル対ノイズ比(S/N比)を改善します。
また、Edge Technologyによって、低い信号強度の場合においても照射線量を増加することなく、最高0.30mmの空間分解能を実現します。

新開発のガントリにより、回転時間 0.28 秒、さらに最大で 1.7 のピッチを実現し、230mm/秒の撮影速度が可能となります。これにより、成人男性の一般的な胸部検査であれば 最速2 秒程度でスキャンができ、息止めの負担が軽減されます。ガントリ開口径は780mm 、最大撮影範囲は2000mm でありルーチン検査から心臓、全身外傷まで様々な検査に対応可能です。

以前のCTでは金属に弱く脳血管クリッピング後のCTangioではクリップ部分は欠損していましたが、iMAR(金属のアーチファクトを軽減)を用いて処理を行うことにより、大幅に改善が期待できます。

冠動脈CT・その他血管

撮影時間は約7秒程度です。

Stellar Detector・ガントリー回転速度0.28secにより従来の64列CT装置より精度の高いプラークの評価・ステント内評価が可能になりました。

頭部CTA

撮影時間は2秒程度です。以前のCTでは10秒程度かかっていました。撮影時間の短縮により、造影剤の量も減らすことが可能になりました

CT導入と同時にフジフィルムVINCENT(3Dワークステーション)も導入になり、画質が大幅、画像処理が向上!!これまでできなかったCT Prefusionも可能になり、脳血流の動態情報が得られるようになりました。

その他血管

SOMATOM Definition Edge、VINCENT導入により、血管系の描出が大きく変わりました。

空間分解能0.3mm、VINCENTによりこれまで描出できなかった抹消までの血管が描出可能になり、診療に役立つ画像の提供が可能になりました。

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